こんにちは、あんです。
このサイトでは、この世の真理に気づく「スピリチュアル話の第三領域」的なことをお伝えすると予めお約束していましたので、記念すべき第1回目はまずその話からです。
ただし、1回では全然終わりそうにありませんので、シリーズ化していきます。
毎月楽しんでいただけたらと思います。
この手の話はすでによくご存じの方もいらっしゃるでしょうし、まったく初めてで「???」となる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、宗教ではありませんので、私の考えを押しつけるつもりはありません。
「そういう考え方もあるんだね」くらいに捉えておいていただき、新しい視点として活用できる場合はそうしていただければ嬉しく思います。
どこからお話すべきかいろいろ迷ったのですが、まずは私のたどってきた道を、与太話としてお話します。
あなたは、この世の仕組みについて、考えたことがありますか?
ホロスコープから始まる旅
YouTubeでも時々お話していますが、私は子どものころから人の運命や生死などに興味を持ってきました。
物心ついたときからスピオタという、ある意味筋金入りかもしれません(笑)。
10歳のある日、私は父の書斎で初心者向けの占星術の本を見つけました。
日本の占星術の大家、故ルル・ラブア先生の「ホロスコープ入門」(新書版)です。
もともと私の父はひどい活字中毒で、実家には文系・理系を問わず、さまざまな本がたくさんあり、プチ図書館みたいな状態でした。
そのなかに1冊だけ星占いの本が混ざっていて、それが私と占星術との縁を作ったのです。
まさか父もその本を購入したときは、娘が後年、占い師になるとは夢にも思わなかったでしょう…
なぜ人生がホロスコープに刻まれているのか
今でこそホロスコープはインターネットやアプリで簡単に作れますが、当時は全部手作業です。
天文歴から天体の位置を調べ、天体の進行速度に合わせ、自分で計算する必要がありました。
たぶん、当時の占星術家はリーディングよりも、ホロスコープを作るほうが大変だったんじゃないかと思います。
10歳の私も、電卓と格闘しながら、自分のホロスコープを手計算で作りました。
数日間かかったように記憶しています。
占星術では、生まれた時のホロスコープ(出生図、ネイタルチャート)から、その人の性格と運命を読み解くことができます。
できあがったホロスコープを参考に先生の本を読むと、確かに自分の性格に結構当てはまっていて、びっくりしました。
でも、まだ10年しか生きていませんので、性格ではなく運命のほうが全く検証できません。
それから自分の人生をたまに検証していくことになるのですが、年齢を重ねれば重ねるほど、かなり深い意味でも当たるようになっていて、面白いけれど、あまりにも不思議過ぎるなとも思っていました。
「なぜ自分の人生が、生まれた時の天体の位置関係に刻まれているのだろう?」
これがずっと私の疑問でした。
人生のブループリント
20代以降、自由にお金が使えるようになると、プロの占星術家に鑑定を依頼するようになります。
占星術以外の占いもかなりお願いしました。
目的は自分の運命の検証と、占星術のスキルアップです。
いろんな先生の解釈を勉強できて、とても良かったと思っています。
ちなみに、そのように鑑定を依頼したり、本を買ったり、講座に行ってみたりして、私がこれまで占いに使ったお金は数百万を超えています。
でも占い師になるつもりは全くなく、単に自分の運命の検証と、「もっとホロスコープが読めるようになりたい」という気持ちからです。
ですが、残念なことに、最大の疑問「なぜ自分の人生が、生まれた時の天体の位置関係に刻まれているのか?」、当時これに応えてくれる先生に会えたことがありませんでした。
「ホロスコープは生まれてくる前に決めてきた、人生のブループリントだ」
これは占星術業界では以前から言われていることです。
それはそうなんだろうとは思うけれど、「じゃあ、誰が何のために、生まれてくる前に決めてくるの?」ということには、当時の占星術の本には載っていなかったんですよね。
先生によっては、「天体のエネルギーが降り注ぐ」みたいなことを言われるんですが、「じゃあ2ハウスに木星があると、収入に関することに、木星の幸運のエネルギーが降り注ぐ人ってこと…?そんなもん、降ってきてる?」と、全然そんな気がしません(笑)。
もちろん天文学的にはナシです。
太陽フレアだけでもいろいろ騒がれているのに、もし各天体からいろいろ降り注いでいたら、むしろ危ないww逃げて人類ww
ですが、スピリチュアル的にはどうなのか?と言われれば、目に見えない世界ですから、何でもアリなのかもしれません。
例えば、人生がうまくいっているような人たちは、天体のエネルギーをうまくキャッチしているかもしれないじゃないですか。
でも本心からは納得いかず、その後も私の探求は続いていくことになります。
今世の基本スペック
私は出生図鑑定をさせていただく際に、鑑定書に以下のように書いています。
ホロスコープとは、生まれる前に決めてきた人生のシナリオにぴったり合うスペック表である
つまり、「こういう人生を過ごそう」というのがまずあって、その人生を過ごすのにぴったりのスペックを持ったキャラを設定してくるということです。
例えば、私ならセラピストという要素はスペックに含まれていましたが、野球選手という要素は含まれていませんでした。
私は生まれつき虚弱体質で、体力もなく運動神経にも決して恵まれているとはいえません。
いくら鍛えてもそんな職業に就ける気はしませんし、そもそも野球に興味がないし、スポーツを仕事にしたいと思ったことは一度もありません。
野球選手になるような人は、子どものころから少なくとも野球が大好きなのです。
そして、体力作りやキャッチボールも苦にならないのです。
何なら、親もスポーツマンだったりします。
こういうものが、基本スペックの違いになります。
では、誰が何のためにこんなスペックを設定してくるのでしょうか?
スペックを設定しているということは、その目的である人生の方向性やテーマも同じ存在が設定しているということです。
ちなみに、占星術の出生図鑑定というのは、この生まれた時のスペックから逆算して、人生の方向性やテーマを読み解いているということに他なりません。
宇宙存在のバシャールは、占星術について以下のように述べています。
あなたが現実世界において「あなた」という意識を固めていく時、当然ながらその瞬間の現実の性質を帯びます。それはすなわち、あなたが生まれた瞬間の地球の状態です。
あなたはその中で意識を固めていくのです。
その意識とは今世で探求するテーマや集合意識との関係性のことです。
つまり、あなたがいう占星術的な星の配置というものは、その意識の「反映」であり、直感が優れた人たちは、より自分らしく生きるための「許可証」としてそれを活用するのです。
(中略)~惑星が影響を与えているのではありません。
あなたが先に決めて選んだことを「反映」しているのです。
つまり「気づかせてくれる」ものなのです。
それらは反映です。
他のすべてのものと同じように。岩瀬アキラ Akira Iwase Official Channel「占星術の正体とは?(バシャール)」より
重要なポイントが2つあります。
あなたが先に決めて選んだことを「反映」しているのです。
自分が選んで固めた意識が、天体の配置から読み解けるということですね。
それらは反映です。他のすべてのものと同じように。
これは現実そのものがそういう仕組みであるということです。
ただ、ここでいう「あなた」は、生まれる前の話ですので、私たちがふだん「自分」だと思っている自分ではありません。
目に見えない本当の自分、つまり魂です。
少なくとも私はそう解釈しています。
では、仮に魂だとして、一体何のために?という目的も気になります。
そうでなければ、最大の疑問「なぜ自分の人生が、生まれた時の天体の位置関係に刻まれているのか?」は解消しません。
魂は、なぜわざわざスペックを設定するのか?
何でもありの自由設定で生まれてこられるなら、私も今頃大リーガーかもしれないのに(笑)。
いやせめて、大リーグで国歌斉唱をする歌手にはなれたかもしれません…歌は大好きですから。
あなたはどう思いますか?
「誰が何のために私の人生をこんなふうに設定したんだろう?」と考えたことはありますか?
この続きはまた次回、どんどんぶっ飛んだお話になりますが、お付き合い下さい。